Wednesday, April 13, 2016

日本的政策,在2020年實現不依賴於自然資源,而可以大規模商業化的鰻魚人工繁殖。

【ここまできたウナギの完全養殖】
(http://blog.goo.ne.jp/gokutou_gokuraku/e/89d144ec6f032294e5a1213f4c63fe4e)
日本の食文化を絶やさないためには養殖が不可欠だが、天然の稚魚を育てる普通の養殖は、
結局は天然資源の動向に左右されてしまう。抜本的な解決策は成魚から採卵して人工授精し、
また成魚に育てる完全養殖の実用化だ。ウナギの完全養殖は2010年、水産総合研究センタが
界で初めて成功。ただ、卵から幼生のレプトセファルス、稚魚のシラスウナギ、成魚へ
育てる養殖サイクルのうち、幼生は餌が不明なため9割以上が死んでしまい、実用化には

らなかったが、鍵を握る餌は昨年、東京大のチームが解明。太平洋で採取した幼生を
調べ、
プランクトンの糞や死骸が餌だったことを突き止めた。最近の研究で、鶏卵
やヤマメの精巣
も餌になることが判明し、幼生は約9割が育つまでになったという。チーム
を率いた塚本勝
巳日本大教授は飼育の大規模化が課題だが、完全養殖の実用化は確実に実
現に近づいている
と話している。
※ 政府は天然資源に頼らない完全養殖の大規模な商業化を2020年までに実現する方針を決
  定、国を挙げた研究が進んでいる。
 

そこで、ネットで下調べすることに。以下は関連新規考案(水産総合研究センタ)
例えば「特開2010-046037 ウナギ仔魚などの浮遊生物用飼育水槽及び浮遊生物の給餌方法
の要約をまとめると、
(1)飼育水層より密度が高い液体飼料層を形成した浮遊生物用飼育
水槽(2)槽内底部に
液体飼料層とより密度が高い飼育水層が形成した同水槽(3)浮遊生
物がウナギ仔魚(4)
同水槽を使用する浮遊生物の給餌方法で、飼育水の密度調整用水溶性
高分子→飼育魚の健康
に影響を与えない、低濃度でゲル化しないもの→デキストリン、カラ
ゲナン、ヘパリン、コンドロイチン
硫酸など→水溶性高分子添加量は、塩分1%分の浸透圧
変化に相当する量、すなわち分子量6千なら百%、分子量6万なら千%、分子量60万な

1万%までの範囲(ただしゲル化させない)。→水槽密度は1.07g/cm以上というこ
とで整理(整頓)でき、2つの関連新規考案がこれにぶら下がることになる。

特開2011-223884  突然変異養殖魚
特開2011-168562 魚類GTHタンパク質および該タンパク質を用いる魚類の成熟誘導方法

 

以上、俯瞰してみてウナギの完全養殖は可ということを理解できたものの、腑に落ちないの
は「ナマズ」でなくて、何故「ウ
ナギ」なのという素朴な疑問、つまり、ウナギも良いが、
ナマズ(西洋ナマズだけでなく、共食い習性をもつ日本ウナギを改質育種することを含め)
の養殖は廉価で、美味く、滋養豊富だという思いが消えないない。とはいえ、菅南中学に通
っていたころ、友達の斉藤くん家が梅田新道で鰻屋で、帰り鰻の蒲焼きだけでなく肝の吸い
物付のフルコースをはじめてごちそうになった、夏の夕暮れのあの頃の暖かい思いでが懐か
しく思い出された。
 

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